初心者でも比較的簡単に育てることができる!?観葉植物の基本を分かりやすくご紹介

観葉植物を育てるのが初めてだという人もいるのではないでしょうか。難しく思われることもあるかも知れませんが、観葉植物の種類によっては育て方は意外と簡単です。観葉植物は種類によって日当たりの良いところを好むものや半日陰、日陰の場所を好むものなどがあります。特徴に合わせた場所に配置することが基本です。また水やりの頻度や量も、それぞれの観葉植物の種類ごとに異なっています。観葉植物を購入する前に一度調べておくと安心です。
観葉植物を育てるのに適している環境とは?
観葉植物は、直接日光が当たらない環境下でも育つものが大半を占めます。種類により性質が異なりますが、耐陰性がある程度あるので室内で楽しむことが可能です。ただ、太陽の光が届かないような暗い部屋に置いたまま放置していると、元気がなくなってやがて枯れてしまうので、日影でも育つといっても可能な限り太陽の光が当たるような環境下で育てることで、葉の色つやが良くなりますし株自体もしまった形になります。基本的には、明るい日影を好む観葉植物が多いので、置き場所はカーテン越しに光が当たるような窓辺などが良いでしょう。観葉植物を室内で栽培する場合の水やりですが、夏時期は多めで冬場は少なめが基本です。また、土の表面が乾いたら適量の水を与えます。このとき、鉢底から流れ出るくらいたっぷり与えるのがポイントで、鉢皿にたまった水はそのままにしておくと逆流して土地中の空気が減り根腐れの原因になりますので、水がたまっていたら捨てることが大切です。
観葉植物に水やりの頻度:季節ごとにご紹介
観葉植物の水やりは片手間に誰でも簡単にできるイメージがありますが、適当にやるだけでは健康に育ちにくく、水を与える頻度やタイミングを間違えると最悪枯れてしまう場合もあるので実は奥深い作業の一つです。観葉植物の水やりは、季節や天気、湿度、植物の種類によって異なるため、状況に応じて臨機応変にお手入れをすることで健やかな観葉植物を育てることができます。 水を与える頻度は「土の表面が乾いている時」や「葉や茎が地面に向かってぐったりしている」など、外観で見分けられるものから、予め鉢の重量を持って重さをある程度覚えておき、持ち上げた時「重さ」でタイミングを計ることも可能です。鉢の重さが軽い場合は土が乾いているサインなのでベストなタイミングと言えるでしょう。季節ごとには気候が安定している春や秋は、午前中に一度だけで十分です。夏は日中気温が高くなるため、午前中と夕方の2回に分けて水を与え、冬場は午前中の一度だけに抑えてあまり冷たすぎる水は与えないようにする必要があります。
観葉植物に適している土壌の条件とは?肥料は必要?
観葉植物を育てるときの土壌は、水はけが良くて水持ちが良い環境を作ることです。通気性および保水性の両方を兼ね添えたものが園芸ショップにあります(観葉植物専用の培養土)。肥持ちおよび根張りを良くする目的でピートモスや腐葉土を使う人もいますが、腐葉土の場合は室内で育てるとき匂いやカビの発生などの原因になるのでピートモスを使うことをおすすめします。ピートポスを基本にしてパーライト・バーミキュライト・赤玉土・軽石など、これらを等量配合したものを使うことになりますが、水やりが好きな人の場合であれば排水性の高いパーライトを多めにするのもおすすめです。逆に水やりの時間があまりない人などの場合は保水性が高めのバーミキュライトを多めに配合するなど調整しましょう。 肥料は、植え付けの際に用土に事前に混ぜる元肥、植え付け後の成長期に施す追肥の2つがありますが、元肥は匂いが少ないタイプを選ぶのがポイントです。なお、追肥は生長が盛んになった段階で不足している成分を補うものですから、観葉植物では窒素分(葉肥え)を補うようにします。
観葉植物の多くは熱帯植物!耐寒性が強いものを選ぼう
これから観葉植物を購入しようと考えている方が多くいると思われます。部屋に緑がプラスされることで明るいイメージになりますし、空気が綺麗になるなど様々なメリットがあるので良い選択です。ただ、いくつか注意するべきことがあります。それは観葉植物の多くが熱帯植物になっているので、寒さに弱い特徴を持っていることです。冬は気温がかなり低くなるので、耐寒性が強いものを選んでください。部屋の中に置いても、暖房器具を止めてしまえば夜間は0℃くらいまで下がってしまいます。植物の特徴を理解した上で選ぶことはとても重要です。 また、定期的な水やりなども育てるためには必須になります。全く手間をかけたくないのであれば、観葉植物を育てるのは難しいです。夏場は毎日必要ですが、冬は週に1回程度で大丈夫です。植物によって水やりの頻度は異なるので、植物に合わせて与えることが求められます。観葉植物を選ぶ際は、店の店員と相談して決めるのがおすすめです。